脳内整理。

ひとりごと多めです。

高校生が眩しいって話。



最近文章を書く機会が増えて、自分を見つめ直す機会も増えて、脳内整理のために文章を書きたいなあとふと思って始めました。

よくやるあれです。
突発的なやつなので続く保証はありません。



そうそう、今日は友達の誕生日ということで、なんとなく昔の写真を見返してました。
高校の友達なので、高校時代の写真を。

なんかねえ、若いなあと素直に思ったんです。

今日も最寄駅で高校生をたくさん見たけど、みんななんてキラキラしてて可愛いんだろうって、22歳手前にしておばさん的思考に至ってしまったってワケです。

去年の夏にTwitterで呟いたけど、花火大会で鉢合わせたりニケツして帰ったりするような甘酸っぱい学生時代に憧れてたし、達成したかって言われたら答えはノーだし、制服も可愛くない古〜い伝統を重んじる校風のど田舎の高校生だった。

けど、私の青春はたしかにその時代に存在してたんだなって、最近思うんです。
少女漫画みたいな高校生活を送ってきたとは言い難い私でも、自身の高校生活は今となっては眩しかったなと。

夜遅くまで部室に溜まってたことも、ルーティーンのように思えた練習も、席替えのクジも、カーディガンを没収されたことも、体育をやらずにコイバナしたことも、前髪のこだわりも、ぜーんぶ、青春だったなあって。



あの頃の私は今と比べたら全然よわいし、泣き虫だし、精神的にも安定してるとは言えなかった。
お金もないし、お洒落はできないし、つけまの付け方ばっかり上達して、親とは毎日ケンカしてた。

たぶん、そういう明るい部分も暗い部分も全部ひっくるめて高校生活が眩しかったと思えるのは、私が大人になったからで。

たぶん、高校生活が眩しく見えるのは、未来がいろいろ見えるようになってきたからで。



あれだけ現状を嫌がって、大学生活に憧れて、自分の境遇を嘆いてたのになあなんて不思議な感じ。

物語の人物が言ってたのか、実在する人が言っていたのか忘れちゃったけど、人間は振り返って初めて、歩んできた道を客観視できるんだって。
とんでもなく納得してしまったのを覚えてます。

いざ振り返ってみれば、ああ、あれはあれで良かったなあなんて、思えちゃう。
逆に、過去にならないと自分の境遇を『良かった』なんて言えないんだ。

たぶん、毎日毎日自分の生活に感謝しながら生きている大学生ってほとんどいない気がする。
わたしもそう。
でもきっと、社会人になったら学生の頃は良かった、だなんて多くの大人が思うようなことを口にするんだろうなあって変な確信を持ってます。



高校生は眩しい。

いろんなことに興味があって、いろんなことに一喜一憂して、未来の自分を想像してる。

高校生、良かったな、ってすごく思います。
もっと勉強すれば良かったし、もっと遊べば良かった、なんて後悔もするけれど、きっともし高校生に戻ったら、大学生のほうが良かったって私は言いそう。

結論が出ないことをだらだらと言ったけど、高校生は眩しいと思う以上に、今の大学生活を謳歌してやろう、なあんて思ったんです。

高校生の私が見て羨ましがるくらい、今を精一杯生きてみたっていいんじゃないかな、って思いましたとさ。

でも、高校生はやっぱり眩しい。